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理想的な最期のために逆算♪(from fpふきこ)

 

 こんにちは
札幌のFPを中心とした専門家ユニット なないろ福円隊 です。

今週の小人ブログは

2017年も元気にお笑い(笑われ?)担当のFPふきこです♪

 

笑える動画を撮るために、ン十年ぶりにジャージを購入。

せっかくなので、いろいろと活用したいと思いま~す

ヽ(^。^)ノ

 

さてさて、普段は努めて陽気な私ですが、

(人様のライフプランやお金のことを相談していると、

楽しいこともたくさんですが、結構シリアスな課題も見つかったりするのです)

昨年末あたりから近しい人のご不幸が相次ぎ、

自分の人生についても深く考えさせられる機会が多くなりました。

 

その日の朝まで普段通りの生活をしていた義父の急逝の後にも、

その葬儀に来てくださっていた親戚のおじさんがお餅を喉に詰まらせて亡くなったり、

お客様の大学受験を2日後に控えたお嬢さんが突然亡くなるという信じられないことが

起きたり(特に今まで大きな病気もしていなかった)、

7年間認知症で介護を受けられていた昔からお世話になっていた方が亡くなったり、と

本当に残念なことばかりで・・・。

 

年齢や体調に関係なく、

いつ万が一が自分や周りの人に起こってもおかしくないのだと、

改めて痛感。

 

 

特に、義父の葬儀などは、

全く予期していなかった(翌週からデイサービスに通う手続きなどをしていたくらいで)

ために、混乱と限られた時間の中で

必死でなんとか済ませた、という感じでした。

 

特に印象的だったのが、

葬儀会場の方に「一般葬(家族葬に対して)なら、150人の会葬で収支が丁度くらい、200人でやっと黒字というのが目安かな」と聞いたこと(北見の話だけど)。
そんなものなのか~、とすごく参考になりました。

 

それと、普段あまり宗教を意識しないで生活しているけれど、

葬儀となると、急にいろいろとお願いしたり調べたりすることが多くて、

(冠婚葬祭に関わる費用やお布施など、金額が明確に決まっていないものが多い)

葬儀後も今まで全くお付き合いのなかったお寺の檀家に今後なるかどうか話し合ったり、

仏壇やお墓はどうするか決めたり、いまだ難問続きの日々であります(-_-;)

 

今度夫婦で葬議場見学でも行って棺おけとか祭壇選んでみようかな♪

意外な夫の希望が聞けるかも!

 

目下の心配としては、

義母はまだ充分元気なのですが、「おかしくなる前に老人ホームに入りたい」と

言い出していて、自宅の処分も含めて義母が今後安心して暮らすにはどうしたら良いか、

家族で話し合うこと、決めることが山積みです。

 

さて、

日本人の平均寿命はまだ伸び続けているようですね。

女性は、87.05歳!男性は80・79歳。

うちの両親は、おかげさまで元気に越えております。

 

私の理想の死に方としては、

認知症にならずに元気で90歳を過ぎてから
徐々に弱り2~3ヶ月入院して、

周りの人と充分お別れをしてから

しみじみと人生を振り返りつつ満足して

死ぬ、です。

『ぴんぴんコロリ』が良い、なんてよく効くのですが、急に死なれると心がついていかない気がして。

家族にも突然死なれると気持ちもお見送りの準備もなかなか出来ないのと、せめて数か月くらいは看病したりしたいし、そうあって欲しいと。かなり勝手な願望ですが。

 

もちろん、あくまで理想なので、自分が誰かにお世話になった時にも困らないお金と、

家族の介護のために体力はつけておく、という備えも必要ですね。

 

私の場合、子供がいないので、

体の不自由は様々なサービスでカバーしようと思うのですが、

判断能力がなくなったときの方が心配です。

 

認知症の予防に現在有効だと言われているポイントは、

第一に、運動をおこなうこと、

第二に、食事に気をつけること。

第三に、社会的な活動に参加することです。

 

というのも、

65歳以上のアメリカ一般住民1,138名を対象とした研究で、

高血圧・糖尿病・心疾患・喫煙の4つの危険因子の有無と

アルツハイマー型認知症の発症との関連を検討していて、

その結果、追跡開始時に有していた危険因子の数が多いものほど

アルツハイマー型認知症の発症数は増加し、

3個以上の危険因子を有するものは危険因子のないものに比して、

3倍以上のリスクとなることを報告しています。

メタボリックシンドロームの予防、つまり運動や身体活動を増やすことが、

アルツハイマー型認知症の発症を減少させる可能性を示しているからです。

 

日常で簡単に取り組めそうなことじゃないと、

長くは続かないですよね。

 

例えば、

運動は、週に2回~3回、30分程度でも良いみたい。

歩くことが気軽に続けられそうです。

特に、何か他のことも組み合わせると良いらしい。

例えば散歩しながらしりとりをするとか(笑)

 

食事は、偏食を避け(お菓子だけとかは論外!)、

野菜や魚もバランスよく摂る。

特に青魚(サバやイワシやサンマ)はコレステロールを減少させる成分が

多く、魚を週2回食べている人は、

月1回しか食べない人に比べてアルツハイマー病の発症は約41%減少するという結果が

出ています。

大豆(特に納豆)やゴマも良い、ということで和食を中心にするのがあまり細かく

考えなくてすみそうですね。

 

社会的な活動は何が良いのでしょう?

ある調査では、地域在住の認知症がない高齢者469名を平均5.1年経過観察して、

読書、パズル、ゲーム、カードゲーム、楽器演奏などの知的活動や

テニス、ゴルフ、水泳、自転車、ダンス、散歩、階段の昇降、

家内作業、ベビーシッターなどの身体活動などの余暇活動の頻度と

認知症発症の関係を調査しました。

その結果、124名において認知症が発症し、

読書、ゲーム、楽器演奏などの知的活動が認知症の発症数を減少させ、

身体活動では、ダンスのみが発症数を下げたと報告しています。

 

趣味を持つこと、料理をすること、社会の中で役割を持つことが認知症予防につながります。

 

私はなるべく長く働く(といっても70歳くらいまでかな~)と読書、

あとは散歩と踊ることにしようかな~♪ヽ(^。^)ノ

 

それから、今年からは仕事だけじゃなく、

旅行やレジャーなどもスケジュールに入れる努力をすることにしました。

 

いくら元気で長生きが理想でも、

お迎えはいつくるか分からないので『将来も安心、でも今もしっかり楽しむ』ことを

目標にライフプランを夫婦で見直すことに。

親の介護も本格的になる前に、時間やお金の使い方の再確認です。

両親が元気なうちに連れて行ってあげたいところもあるし。

家電や持ち物も本当に使うものに徐々に整理し、

家計もいざというときだけでなく日々の管理も楽になるように、

時間を掛けながらメンテナンスを続けています。

保険・ローン・カード・銀行口座・資産やその他さまざまな書類、

変化を定期的にチェックしながらよりシンプルになるように。

 

結局、理想的な死に方は、

今とこれからの後悔のない生き方の積み重ねの先にしかないのですね~。

 

そろそろ人生も折り返し地点に差し掛かってきたので、

後悔のないように一日、一年を大切に刻んでいきたいと思います♪

 

ライフプランって、人生をじっくり考える、選択する、見直すのに、

本当に役に立ちます。