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第3回目 子供部屋の片づけ  Fromだぃこ

こんにちは
札幌のFPを中心とした専門家ユニット なないろ福円隊 暮らしとお片づけ担当
おうちスタイリスト®だぃこ コト

米村 大子です。

 

1月よりお片づけをテーマにお伝えしています、今回のテーマは【子ども部屋】について。

 

わが家の、子ども部屋事情と子育て期の様子も交えながら、お伝えさせていただこうと思っています。

今回、お借りしました画像は、5/1より収納モデルプランでご一緒させていたたいている
(株)土屋ホーム様の千葉にあるのモデルハウスの写真です。

吹き抜けからの景観いいですね~!!


こんな素敵な子ども部屋 私も欲しい~♡

 

新築で出来立てホヤホヤなうちは、キレイをキープできますが、使い方・与え方を間違えると、ただのカオスにも変身しちゃうのが子ども部屋。

 

そして、ただ与えれば良いのではないのも、子ども部屋。
良く聞かれる、こんな囁き・・・
≪与えたからには、ちゃんと使って欲しい親心≫と≪もらった子ども部屋はどう使っても私の自由でしょ!!≫と言う風にならないための、お互いに気持ちよく過ごせる工夫をピックアップしていきます。

 

◆どの年齢から、子ども部屋は必要?

 子供部屋っていつから必要なのでとょうか?

 

ますば、親が子供部屋をどのようなモノとして子供に与えるのか?

という所が一番大切であると感じています。

 

小学生になったから・・

もう中学生だから・・という理由では

仮に、子供がお部屋で勉強しない
片づけもしないで、ゴミだらけになっている。ということになり兼ねないです。

 

まずは、自分のモノの管理ができるようになってから、「個室」を与えるというようにしていきましょう。

そして、その「個室」は何をするための場所で、どう使うのか?を親子で話し合うことが重要です。

子どもも、いきなり明日から「個室」をあげます。好きに使ってね。では 何をどするためのお部屋なのか、わからないまま ただ何となくもらった。と認識します。

そうではなく、お互いに「子ども部屋」はどんな場所なのか?の認識を共有する。

ここからがスタートです。

 

そして、いきなりの「個室」ではなく

幼稚園くらいから、自分のモノを管理する練習をしていきます。

 

◆まずは、リビングに子どものスペースを作る

入園前になれば、お絵描きをしたりする紙とペンのセットなど

子ども専用のモノも増えてきます。

それらのモノをリビングで自分で出し入れできるように、ひとつのカゴに入れるなど

セットを作ってあげましょう。

 

できれば、テレビから離れた場所でキッチンに立っている、お母さんから目が届く位置に専用の小さなテーブルと椅子もあるといいですね。

 

子どもが自発的に行動できる仕組みを作ることで、自主性も養われますし

自分のモノを計画を持ち使うという部分も発達していきます。

 

少しずつ、自分でできることを増やす。

そして、最終的には学習に必要なモノだったり、生活に必要なモノ・個々のモノは個別に管理・保管する練習をしていきます。

そして、それらができるようになったら「個室」としての「子ども部屋」へ昇格するようにすると、嬉しいけれど、どうやって使っていいかわからない・・が少なくスムーズに移行できます。

 

◆まずは、【個】を楽しめる工夫と【個】の管理ができるようになろう

子ども部屋は、子どもが自分でセレクトできる空間であることも重要な要素です。

ある程度の年齢までは、親が一緒に手伝って、片づけの仕方・掃除の手順も教えて

一緒に行ってください。

 

当たり前ですが、教えられていないモノはできません(笑)

これは、大人も子どもも一緒

大人だから、掃除できるでしょ!! ではないですよね

大人でも、掃除の方法をしらない人は沢山いますし

やり方も人それぞれです。

 

子どもの年齢に合わせて、その子の出来ること合わせて

小学校の低学年のうちは、週末に、片づけと掃除は親と一緒にするとか、高学年になったら月に一回は親が点検をするとか

その家庭で決まりを作り、子どもを放任にしないよう手助けをしてあげて欲しいのです。

 

そして、ある程度管理ができるようになったら

置きたいもの・飾りたいモノも子どもの趣味思考を尊重してあげましょう。

 

ちいさいうちは、親が決めてもいいですが

子供部屋として機能する大切な部分としては、「個」を育てることも重要な役割なんです。

 

家全体をコーディネートしているから、ナチュラル系じゃないと・・という

親のひとりよがりではなく、経済性・計画性も踏まえた中で

あくまで子どもの欲しいモノ・したいことにも耳を傾けることも忘れてはならない部分です。

 

子どもって、大人が思っているよりも、はるかに色んなことを理解し

記憶する能力を持っています。なので「子どもだから」と何でも親が決めてしまうと

いつまでも、決められたことに順応する部分にしか発達しなくなり

自分で考えるという部分が退化していきます。

 

これは、本当で私がそうだったんです。

長女だったので、持ち物・習い事・洋服 とりあえず何でも本人の希望というよりかは
親が与えてくれたモノが殆どで、自分の意見って、通った記憶がない。

なので、言わなくなる・・そして、考えなくなるんです。

私は、大人になって「選択する」という部分が苦手でとても苦労したのを思い出します。

 

◆子どもも家族の一員、何でも親が決めずに子どもと相談してみよう。

 

子ども部屋の片づけを考えた時に、子ども部屋の管理者は誰か?ということを一緒に話し合うこと。

 

私が子育てで一番大切にしていた部分は、子どもも家族の一員であるということ。

大人の付属品ではない。

なので行事で出かける時も

旅行に行く時も親である私も提案はしますが、子供達にも意見を聞きます。

最近、長女との会話ですが

長女は東京の幼稚園に通っていまして、年少さん(3歳〜4歳)の時ディズニーランドの年パスを持ち、公園代わりに通っていました。

当日、次女はまだ一歳になっていなくて、ベビーカーに乗せて移動していました。
子どもですから、行ったら帰りたくないのです
でも、チカラずくで「時間だから帰るよ!!」と言うことはせずに

・最終のバスに間に合うには、何時までパークにいれるかを伝え

・これが過ぎると、電車を降りてからベビーカーを持って電車から降りなくてはならなくて
長女を抱いて降りられなくなること。

・そして、次の日は幼稚園があり、いつも通り朝7時には起きなければならないことを伝えます。

そうすると、3歳の子度でも、自分の選択により

どのようなスケジュールになるのか

どんな風に大変になるかもしれないか・・・考えるんです。

 

その時は、閉園の20時まで遊び

疲れて電車で寝ましたが、ちゃんと起きてバスに乗り、家まで5分の道のりを歩いて帰りました。

最近、私は子どもを子ども扱いせずに、ちゃんと本人の意思を聞いた。というところで

このエピソードの話になり、思い出してくれていました。

 

長女も3歳ながらに、自分で選択したからヤル!!という風に思っていたみたいですし
大きくなってからは、そこの部分は信頼というモノに変わって言ったと話してくれました。

 

話はそれましたが・・

ここで、責任者を決め管理してもらうわけですが、親は「家」の最高責任者です。

 

使い方・管理の仕方が決められたように使われていない時は、決まりを守ってもらうように伝えます。

管理ができずにいる時は、期限を決めて退去してもらわないといけない時もあるということも伝えておきます。

 

我が家は、女子が二人

長女は中学生になる時に個室を渡しました。

中学生になると、定期テストや部活が始まり、小学生とは生活時間が変わってきます。

個々に、納得がいく時間を過ごすためにも「子ども部屋」が必要な最初の時期だと思います。

 

子ども部屋はいつから?と悩んでいたら

「いつから欲しい」とお子さんとお話ししてみてくださいね。

 

そして、子供部屋を与える理由や、使う方としての気持ちなど

お互いの気持ちを伝え、個々の時間を有意義に過ごせる空間になるように

してみてはいかがでしょうか?

 

自分の必要なモノが。必要な場所にあり

自分だけの、快適な空間は特別な時間と空気感・そして安心感をも与えてくれます。

 

毎日、学校へ行く。

何気ない普通の出来事ですが、子どもにとっては色々と気も使い重労働なのです。

 

帰宅して、いきはなり片づけをしなくても

・寝る前までには片付ける。

・週末は片づけるなど

とこかで、リセットする習慣も一緒に身につけると、大人になったとき

片づけのできる大人が誕生しています。

 

片づけはできないより、できた方が良い。

誰もがそう思う片づけ。

 

習慣として、ちいさいうちに身につけておくことで

「自分に必要なモノ」「自分に不要なモノ」を選択するチカラも備わっていき一石二鳥!!

 

子ども部屋、どうしようかなぁ。

うちの子ども、子ども部屋の片づけしない!!

 

そう感じたら、今回の記事を思い出していただけると嬉しいです。

 

子ども部屋は、勉強する以外にも、子どもの心を癒してくれたり

いろんな事を教えてくれる空間です。

 

お子さんが大好きな空間をぜひ、一緒に作ってあげてくださいね!!

 

次回の、なないろ小人ブログは行政書士 梅ちやんです。

 

お楽しみに!!

 

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