氏家美紀
梅澤靖貴
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小林布紀子
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矢野智章
米村大子

あなたの地図にパチンコ店はありますか?(FPまりりん)

こんにちは。

 

札幌のFPを中心とした専門家ユニットなないろ福円隊のブログにお越しくださりありがとうございます。

 

今週の小人は私 福円隊の連絡係り兼リーダーのFPまりりんです。

小学校の時は 生活係りでした。目立たなくていいなぁと思ってのこと。

ジャンケンで負けて副班長になっただけで半べそをかき(責任が重いと感じた)

推薦で学級の書記に決まった途端に泣き出して、却下させたほどの引っ込み思案だった私。


少しずつ慣れてきて、班長(リーダー)はできるようになったようです。ふふふ。


さてさて、タイトルにも入れた「相手の地図」について・・・

 

皆さんは 道を尋ねられた時にどんな風に目的地を案内しますか?


案内の仕方には、かなり特徴がありますよね~。

私が 以前 驚いたというか 「なにそれ?」って思った道案内は


パチンコ店です。

「北24条を東に向かって走っていったら左側にパチンコ店(の店名)があるでしょ。そこを左に曲がって・・・」というような説明で

私としては 「え~~~??パチンコ店は知らないし、それじゃあ 東何丁目なのか?全くわからないから距離感がわからない」って思いました。

パチンコに興味がない私には、いつも走っている道路であっても ほとんど目に入ってこないので、どこにあるか知らないのです。


札幌市の地図がインプットされている私には、むしろ行ったことのない場所でも、住所を言ってくれたら どこにあるかイメージが湧くし距離感もわかります。

パチンコ店が目印の人、ガソリンスタンドが目印の人、コンビニが目印の人 人それぞれですね。面白い。

私の場合、地図がインプットされているので 映像での記憶は少な目。真っ先に地図と道路が 脳裏に浮かびます。

 

映像も意識すれば思い出せますが、地図と道路で行き方がわかってしまうから、とりあえずは映像が出てきません。

 

どちらかというと、「平面の地図を上から俯瞰している感じ」です。

 

地図はかなりよめる方で、「東8丁目を左」とか できるだけ住所で説明したくなります。特に条丁目で説明できる住所なら。


目的地の近くの目印で使うとしたら、マクドナルドとか車のディーラー、ファミレスやスーパー、コンビニ、病院とかかな?

と、ここまで読んで 

 

私と「同じ同じ~~」と思った人は そんなにいないと思います。

人それぞれ、見えている景色、地図、イメージが違うってことですね。

今週、東広島市から出張で来札中の 「ボディバランス整骨院の経営者 廿日出庸治先生」

(なんと!マネーバランスクリニック®という名前の由来となった治療院です)

実践行動心理学を使ったワークショップをしていただいて、参加者の「同じものに対するイメージの違い」を 激しく実感しました。

廿日出先生は、整骨院経営だけでなく 全国の治療院経営の方たちへのコーチもしていらっしゃるんです。

(治療家共生塾HP)

先生の愛のある空気、言葉を沢山受け取って 

 

受講した皆全員が 「今日 ここに来て良かった」ということを共感したワークショップとなりました。

沢山の学びがあった中で 私が特に意識したい3つのポイントと 1つのタイトルをつけるとすれば

☆あなたと わたしは 違う!!!☆

① 大事なのは その人の絵、相手の地図

② 愛をもって(目的地に)連れていってあげられる器になれるか?
③ 何かを感じて(良い方に)変わるのは皆同じ、感じる力を高めてあげるのがプロの腕前

 

特に気に入ったフレーズは 「相手の地図」です。

相手がどのように地図を見ているか、見えているかを知った上で

 

行き方(手段や方向、速さなど)に間違いやムリがあれば、

 

正しい方向や間に合う手段、速さを提案し、その方に合わせて選択し、目的地までしっかりお連れするのが プロとしての私の仕事。

自分の価値観で決めつけたり、押しつけたりしないよう、

 

いったん相手の地図を 相手目線で読めるように自然に情報を引き出す(相手を知る)ことがプロとしての腕前だと解釈しました。

 

 



とにかく強く意識したいのは 「何に見えていてもいい」ということ。(あなたと私は違う)

違うから「おかしい、間違っている」ではなく 違うから「面白い、そういう風に見えているんだね」

 

と いったん相手の地図を見ることで

 

仕事だけではなく、日常生活のささいな誤解や行き違いも減るのではないかな~と思いました。

 


何かを感じて良い方に変わるのは、皆同じ。

 

感じる力を高めてげれば 変われる。


高めてあげるのはプロの腕前。

 

愛を持って(目的地へ)連れていってあげられる器になれるか?←器の大きい方が言うとカッコいいですね。

う~~~ん。深いです。海よりも広く深く 澄み渡った空のように青く晴れやか(笑)

 

他にも たくさん 「へ~~」「ほ~~」「さすが」「なるほど」のワークとなったのですが、

 

それは またの機会にお話しできたらということで。

 

 

 

さて、お金の相談が多くを占める私の仕事では

プロの腕前だけで 痛みを伴わない改善ができるとは限りません。

元々その方が持っている力が肝心です。


500万円の生活を送りたいけれど、年収が100万円で 資産もない という場合

FPの腕前の発揮だけでは (500万円の生活が送れるような)解決はできないでしょう。

年収が高くても、本人が気づいていないだけで既にオーバーローン(収入に対してローンがあまりにも多すぎる)状態の場合

誰かが肩代わりでもしてくれない限り 自己破産がまぬがれない!! かもしれません。

 



身体もお金も あまりにも不健康になってから治療しようとするのではなく

定期的メンテナンスで健康状態を保ち、ちょっと調子が悪くなっても すぐに回復できるだけの余力を持ちましょう。

お金の場合、あまりにもお金に困ってしまうと・・・・・FPに相談するお金もないと思います。

もし、お金に困りすぎた方ばかりの相談ばかりFPが受けていたら・・・・FPがお金に困ってしまいます。

利益が少なすぎてFPとして食べていけません。(破綻しそうな家庭の相談に特化して利益を上げる仕組みを作っているFPは別として)

強欲にお金儲けをしたいというわけではなく、普通にFP業が成り立つためには 生活がギリギリで破綻しそうな家庭ではなく

今すぐに資金が底をつくわけではないけれど、ちょっと先のことや、老後のことを考えた時には とても不安だとか、漠然とした不安がある

といった余力のあるご家庭が相談の対象者です。

FPという存在を知っていて相談しない人の中には かなりの数で 「困ってから相談する」と思っている方がいますが

そこまで困ってしまうと 相談先はFPではなく 行政機関や弁護士 ということになりそうです。

私は FPとして 「今も未来もお金に困らず豊かに暮らすための地図」を 皆さんと一緒に描いていきたいと思います。

 

 

 

 

来週の小人は 福円隊の面白写真担当 FPふきこ こと小林布紀子さんです。

お楽しみに~~~~♪