みなさん こんにちは。
札幌の FPを中心とした専門家ユニット なないろ福円隊
リーダーで お金と家計の相談家 FPまりりんです。
今日は 暑さをやわらげる為の寒いお話しを・・・(^_^;)
みなさんお忘れではないと思いますが、
2017年4月に消費税の再引き上げが実施されます。
というだけでも、消費者としては嬉しくないことですが
先日(も) IMF(国際通貨基金)から日本に対して
「再来年4月に消費税率を10%に引き上げるのに続いて、さらなる税率の引き上げや、年金や医療など社会保障を見直すよう強く求められた」
というニュースがありました。(以前より何回もIMFから求められている)
また、構造改革、財政健全化の実行とともに、日銀に対しても必要に応じて「金融緩和を強化」する追加的な対応を準備するよう求めたとのこと。
IMFにそんなことを言われてしまう理由については、色んな説があるので、それを論じましょうってことではなくて
・巨額の債務を抱える日本の事情
・経済成長率が低い
・法人税は諸外国と比べても高い水準(下げる方向性)
・人口減少が続く
・超高齢社会である
という状況下で
★消費税は諸外国と比べても低い水準
ということがあるので、十分あり得るお話しなわけです。
つまり、「消費税は10%に上がるだけでは済まない」・・・・・かもしれないということ。
で、何が言いたいかというと、予想がしたいわけではなくて (予想は よそう・笑)
消費税が10%になり、いつか更に それ以上に上がり
・かといって、自分の収入は それに対応できるほど増えていない
・消費税UPした以降に 教育資金が膨らむ(子供の年齢的に)
・今ですら さほどの預金ができていない(年齢 と 老後の為の資産形成のバランスが悪い)
というような方は、大変な家計状況になる可能性が高いということです。
たまに、ちょっと「今の」所得が高いからといって
「うちほどの収入がある家が大変なことになるなら、日本は大変な人だらけになって困るから、そんな風にならないように国が何とかしてくれるハズだ」
な~んて、思いたがる高学歴・高所得の方がいますけれども・・・・
収支のバランスが取れていなければ 現在高所得なことと 将来の安全な家計は繋がってきません。
そして、消費税UPだけでなく 物価上昇率UP こちらもお忘れなく!
阿部政権では物価上昇率2%を目指しており、
日銀の黒田総裁は来年秋ごろにインフレ率が2%に達すると予想しているが、IMFはこれを懐疑的にみているそうですよ。
(IMFの定例報告書では、日本のインフレ率が「中期的に」1.5%に向けて緩やかに上昇する可能性が高いとしつつ、この予想には「下ぶれ方向の」リスクがあると述べています。)
で、こちらも 実際にいつ上がるのかどうかという予想を論じても仕方ありませんから
物価上昇率2%を目指している日本で暮らしているのだから、上がれば自分も影響を受けるということを受け止めて、
様々な変化に対応するために
既に「準備している人」と「準備していない人」には 格差が生まれる
ということを、知っておいてください。
健全な物価上昇が続いた効果で企業の利益が増え、給与や事業収入が増える!!
としても、それは一部の大企業や 一部の職種の方から効果が波及するわけで
一部の方だけへの効果に留まってしまう可能性もあります。
じゃあ、どうしたらいいの?? と思った方は まずはご自分のライフプランをお作りください。
自分の人生設計と共に考える、お金のプランニングです。
そこに当然、予想される物価上昇率や消費税UPも含めるわけですが、物価上昇率は必ず入れてくださいね。
「色々変化するし、どうなるかわからないから作っても意味ない」と思う方は作らなくてもいいですけれども
変化するし、どうなるかわからないからこそ、目安となる計画を作り それを基準(目印)として
どれくらいブレたか?確認し修正し変化に対応していくことが大切なのですよ。
さてさて、わたしは
少し上振れした体重と 大きく上振れした体脂肪率、結構下振れした体力などを
目指す基準値に近づける為 生活習慣を変えました。
満足のいく結果を出せるまでには、相当な努力と ある程度の時間がかかります。
結果が出るまでに時間がかかる割に、生活習慣は相当な変化を伴う必要がありました。
みなさんも、今すぐ変わる必要があること、ありませんか?
来週の小人(ブログ担当)は、いつもニコニコ優しい 福円隊の癒し系男子 行政書士の梅ちゃんです。
お楽しみに~~。