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もう一冊のエンディングノート~心の老い支度~ from佑夕子ねーさん

皆さま、こんにちは。
札幌のFPを中心とした専門家ユニット なないろ福円隊
本日の小人(blog)は“心”担当の私、夫婦コンシェルの白澤です。

私は、夫婦関係や職場の人間関係などでお悩みの方の
カウンセリングを主な業務としておりますが、
相手がある問題であっても、ご自身の心の持ち様を変えることで、
解決に向かうご相談者をたくさん見届けてきました。


最近、増加しているご相談者は
ご主人が定年を迎える熟年世代の奥様たちです。
離婚を考えているというご相談の他に、
「このまま人生が終わってしまっていいのだろうか。」と、
長年蓄積してきた想いを払拭できないというお悩みをお聴きすることも多いのです。

そこで今日はもう一冊のエンディングノート~心の老い支度~ということで
心の折り合いのつけ方などをお話していきます。

あなたは明日、人生が終わるとしたら、後悔なく旅立つことができるでしょうか?

エンディングノートとは…。

終末期を迎えるにあたり、遺された家族などが困らないように

書き残しておくもので、記載する内容は医療や介護に関すること、
葬儀やお墓に関すること、財産に関することに加え、
自分史や家族や親しい友人に向けての想いなどさまざまです。

仮にこのエンディングノートを書き終えたとします。

もうこれで悔いなく旅立てるという方はここで終了です。

これまでに整理できていない心のもやもやがある方に、
もう一冊、エンディングノート~心の老い支度~の作成のおススメです。
これは実際に記載するもよし、心の中で整理するのもいいでしょう。

まず、心に溜まってしまっているものを吐き出します。
〇誰かに話す。(言葉にすることで外に出す。)

〇紙に書く。(文書にして外に出す。)
〇思いきり泣く。(涙に変えて外に出す。)   など。

苦しかった思い、辛かった思いがあったからこそ、
出会えた人、出来事に感謝し、今ある幸せをかみしめます。
〇今、生きているという幸せ。

〇家族、友人、仲間がいるという幸せ。 

〇景色、花などが綺麗だと感じる幸せ。  など。

 

新しいことは年齢に関係なく始められます。

私の周りでも、「この歳になって新しいことは頭に入っていかない。」という声も
よく聞かれますが、好きなこと、やりたいことは年齢に関係ないと思うのですね。
やる前からあきらめずに、新しいものに目を向けることも
心に変化をもたらすきっかけになります。

 

ここまで話してきましたが、

人生を長く生きていますと、蓄積された想いがそう簡単に

払拭できないと仰る方も多いかもしれません。

最後に私も自身のエンディングノート~心の老い支度~を作成するにあたり、
キーワードとしていることをお伝えして、今日のお話を終わります。
〇許すこと
〇忘れること
〇受け止めること
〇あきらめること

〇楽しく生きる
〇シンプルに生きる

〇身軽に生きる      

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回のブログは行政書士の村上佳雅氏です。お楽しみに。

 

なないろ福円隊では、各種セミナーを開催しております。
エンディングノートに関するセミナーも10月に予定しております。
今後の開催予定についてはコチラのセミナー情報をご覧ください。