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ネットは取り返しがつきません-まんだらけ事件から-(FPベンゴシ)

みなさま こんにちは。

札幌のFPを中心とした暮らしの専門家ユニット なないろ福円隊

 

さて、友人が最近、「なりすましで、不正にアクセスされた、怖っ」って言っておりました。

 

パスワードとかわかってしまうんですね~(゜Д゜;)

 

左の写真も、出会い系WEBサイトの宣伝に勝手に使用されたものです(゜Д゜;)(※)怖いっすね~。

自分の情報を、誰に、何時、何処で、何に、どんな風に使用されるか全くわかったものではありません。

 

こういうことされるので、私も、なりすましをして、憂さ晴らししています。

 

私の場合は、被害者になりすまして、たま~に口座凍結する、ってものですけど(私のセミナーやブログを閲覧している方は、実録シリーズでご存じですね)。

 

さて、前回のわたくしのブログに引き続き、時事ネタです。

 

時事ネタは、賞味期限が短いし、内容上も取り扱いが難しいので、わたくしはどちらかというと敬遠しがちなのですが・・・ネタの枯渇かもしません。

 

皆さんご存じでございましょう。

まんだらけ万引き犯ネット公開事件。

 

万引き犯と思われる人物の映像を、無修正で公開しようとした事件ですね。

 

この万引き犯と思われる人物は、真犯人なら、即座に返却すべきでした。

 

もし、ネットで公開されたら、外を歩けません。

 

これだけ注目されていましたから、公開されたあら、数時間で犯人は特定されたでしょうね。

 

右写真は、TVなどでも報道されたある事件の加害者の氏名、住所、家族構成、実家、勤務先、自動車ナンバー等がWEBページで晒されたものです。

 

この事件では、子供の写真も修正無しで晒されました。

 

この事件、刑事事件にもなりましたが、ものすごく重大犯罪、というものではありませんでした。

 

刑事処分は、一時のことです。いつか終わります。

 

しかし、インターネットでWEB掲載されたら、ことは永久です。

 

転載、転載、転載、コピー、コピー、コピーで無数のページに掲載されるからです。

 

本人固有の情報だけでなく、家族、学校、勤務先なども晒されます。

最近、検索サイトで名前を検索すると過去の犯罪がわかるから、検索結果の表示差止めを求めた訴訟の判決がでました。

 

原告は、軽微な犯罪で、執行猶予付き判決後も実名を公表する必要はない」と訴えましたが、認められませんでした。

(左記の記事出典 日経新聞2014年8月8日朝刊)

検索サイトがある限り、永久に過去の犯罪等を容易に調べられてしまいます。

 

外歩けますか?

家族は買い物できますか?

こどもは学校行けますか?

勤務先で仕事できますか?

就職できますか?

結婚できますか?

 

これ、「生きていけますか?」って聞かれているのと同じではないでしょうか?

 

ネットで公開されたら、ほんとうに生けていけなくなるかもしれないんです。

 

ネット公開は、社会からの抹殺状態という社会的制裁をもたらしかねなず、死刑・無期、長期懲役にも劣らないっていっていいほど厳しい制裁です。

 

その意味で、法律で定められている刑罰に匹敵する抑止力があるといえます。

だから、まんだらけさんも、こういう行動に至ったのでしょう。

 

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そんな危険な行為の在り方については、社会全体で考えなければならないのではないでしょうか。

 

インターネットは、便利なものです。わたし達の生活を非常に豊にしてくれるありがたいものです。

 

だから、それが危険なものだという認識を持ちにくい。

 

しかし、一見何の問題もない、実際に大半の場合問題がなく、わたし達にとってとっても便利なものが、使い方で、人を社会的に抹殺する力があることをよく考える必要があるのではないでしょうか。

 

とくに、子供には。

ネットの、一見、何の危険にも見えない、しかも、面白い、と言えるところがとっても危険です。

それ自体、何の危険物に見えないから、危険という認識を持ちにくいと思うのです。

だから、しっかり教育することが必要です。

 

スマホで、写真を撮って、掲載した。

掲載した写真は何の問題もなく、一見、ほほえましいものでさえある。

 

しかし、その情報を、誰に、何時、何処で、何に、どんな風に使用されるか全くわかったものではありません。

そういう情報は、自分がネット上の話題になったときや、炎上などに巻き込まれたときに、悪意に使用されて、被害が拡大する危険があります。

 

今、スマホ教育が広がって、かなりすすで来ています。

しかし、一方で、スマホ教育に関心ある層と無関心層がはっきり分かれてきている、と聞きました。

 

どうでしょうか?みなさんは。

スマホやネット教育無関心層でいいと思いますか。関心層の方がいいと思いますか?

 

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次回は、夫婦コンシェル白澤佑夕子ねんさんです。お楽しみに。

 

(※)冒頭の写真は、加工したものです。本物ではありません。