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人生の片(方)をつける 片づけの力  (From おうちスタイリスト だぃこ)

こんにちは

札幌のFPを中心とした専門家ユニット なないろ福円隊

暮らし&お片づけ担当 おうちスタイリスト だぃこです

 

新年を迎え 4月がスタートしたなぁと思ったら

もう5月も終盤
今年も半分に差し掛かろうとしています。

 

年々 1年1年が早く感じられます。

これは、大人になると新しい刺激が少なくなるため

小学生の時よりも大人になってからの方が脳が1年を短く感じるのだそう
テレビ番組で放送しているのを聞き、そうかもしれない!!と納得しました。

 

春になり私の本業である、個人宅の整理収納サービス・お片づけの講座の
ご依頼が増えてきました。
今日も講座で丸一日 お片づけについてお話させていただいたのですが

皆さん、やはり片付ける時のモノの仕分けに悩まれています。

今回は、モノと人との関係について、お話してみたいと思います。

 

 

私たちは日々、忙しい時間の中で仕事をして食事・洗濯・掃除をしながら暮らしています。

仕事をすればお腹も空くし

ご飯を食べれば洗い物も出てきます。

毎日 生活していればお洗濯も必要になり

モノを使えば次に使うために片付けをしてと暮らしには終わりはありません。

 

お片づけのご依頼で伺うご家庭の多くは、この暮らしに必要なモノ量と

今現在、所有しているモノの量のバランスが釣り合っていない状態のことが殆どです。

 

モノは使う人によって 使う人のために存在しています。

リビングのソファーであれば本来「座るため」に存在しているのですが

なぜか、洋服の一時置き場になっていたり

雑誌や新聞が乗っていて、座れない状態だったり

リビングの広さや使う人の人数に見合わない数のソファーが鎮座していたり

壊れて座れないような椅子を置いていたりするご家庭もあります。

 

沢山あるから、快適なのか?

 

そうではないはずです。

 

逆に沢山あるから、その選別や置き場所に困り
そして そのモノの目的にあった使い方をしていない場合が殆どなのです。

 

せっかく買った電化製品も使わずに仕舞いこんでいたり

使えない状態だったとしたら、何の役にも立ちません。

 

それどころか、新品で買ってきた商品の箱も開封せずに納戸に押し込んでいたり

どこに仕舞ったか忘れてしまっているもの、ありませんか?

 

私たちは、意外と買って満足してしまうこと多いですよね

 

私も経験あります。

 

忙しくて、お出かけ出来ないときなどは、洋服や小物を買うことでストレス発散したり

お腹が空いている時にスーパーに行くと、なんでも食べたくて

「一体いつ食べるんだろう??」と思うような大量買いをしてしまうこともあります。

 

そうやって、家に入ってきたモノは一体どうなるのか?

  

何となく買ってきたものは、「買う」ことに意識がいっているので

使われる所まで考えていない事が多く、大体 使われずに、どこかに置き去りにされたまま

あるいは、お部屋の不のインテリアになっていきます。

そして、最終的には使われずに「ゴミ」となってしまいます。

 

モノはカタチがあるもの

多かれ少なかれいつかは、手元から離れていきます。

 

だって最終的には、私たち自身がいなくなるなるのですから

 

最近、終活という言葉を耳にします

私も、この春 子供が大学生になったのを機に
ぼんやりとですが「終活」考えるようになりました。

 

子供たちには、子供たちの人生を楽しんでほしい!!

その為に、どうすべきか・・・・

まずは、私が自分の人生を、日々の暮らしを楽しむ事

今ある生活に感謝し、日々を見つめ直し、限りある時間を大切にする事だと感じています。

 

先日、風邪を引いたのですが

ちょっと鼻が詰まっただけで食事の美味しさも感じないし

身体がだるくて、何にもする気になれず

せっかくのお休みも一日寝ていることになりました。

 

風邪をひいて、いつもの健康にすっごく感謝しました。

いつもの事って有り難みが薄かったりするけれど

何の変化もない、この日々がどんなに幸せなんだろうと感じることで

いつもの何気ない会話だったり

お弁当箱を出さない娘にイライラする

学生証を忘れて学校まで激走した話を延々とする大学生の娘に
これでいいのか?と子育てに一抹の不安をも覚えますが

そんな、時間を共有できることに幸せを感じています。

 

そして、愛する家族が幸せに暮らせるように
自分の人生の片は自分でつけよう!!

 

自分の力で片付けができるうちに、自分の大事なものを選別し

自分のための片付けをする!! 

今の私の目標もあります。

 

自分の人生は自分で決める

モノの持ち方も・手放し方も すべて自分で決めるのです。

 

せっかくの人生ですから

楽しく・幸せな人生にしたい。

自分の周りの人も幸せであってほしい。

 

持っている事で不快に思ったり

要らないものに制約されて日々の生活から逃避したくなるようなら

そのモノの役目は終わっているのかも・・・


モノは私たちの暮らしに彩りを与え

時には助けてくれる、とても素敵な存在であるはずです

なのに、自分の欲求ばかりのために「要らないもの・邪魔なもの」扱いされたのでは

なんとも可哀想な気持ちさえ感じずにはいられません。

 

昔の日本人がそうだったように

モノに愛着をもち丁寧にいたわり『モノを大切に使う』

これこそが、モノと人との最高のカタチだなのかな・・・と感じています。

 

家の中の「使えるけど使っていないモノ」に出会ったときは

それが、自分の暮らしを幸せにしてくれるモノかどうか?を問いかけてみてください。

もし、そうでなかった時は次に「モノが有効に使われる方法」を考えてあげてください。

 

あくまでも、使う人優先で!!

お片づけが苦手に人はとっても優しい人が多いのです

まだ使えるのに捨てたら可哀想だから・・・と

 

でもね、使っていないのに放置している方が
役目が果たせなくて可哀想なのです。

・リサイクルに出す

・使ってくれる人に託す

・使い切ったから廃棄

対応の仕方は上記のどれでもいいですが、状態の良いものでしたら

リサイクルして次の出番を作ってあげたいですね。

 

今回、大きな家具やおもちゃ・ぬいぐるみ・お皿等
使えるものをリサイクル品として引き取ってくれる業者さんと
業務提携させていただけることになりました。

 

お片づけをして出た不要なモノの中で使えるものはリサイクル品として

無料で引取りに来てくれるシステムです。

 

今やゴミも有料の時代

使えるものを使うことで地球にも、自分にも優しい暮らしづくりを

目指していきましょう!!

 

おうちスタイル札幌の「整理収納サービス」についてはコチラ

次回のセミナーのお知らせはこちらをご覧下さい。

 

次回のなないろ福円隊ブログ担当は行政書士の梅ちゃんです

 

お楽しみに♬