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年金は払っても損!ウソ?ホント? (From 梅ちゃん)

みなさま こんにちは。

札幌のFPを中心とした専門家ユニットなないろ福円隊

福円隊の自称いやし担当うめちゃんこと梅澤です。

 

先日、年金のお話をさせていただく機会をいただきました。

 

老後の大切な社会保障である年金には、まだまだ誤解や思い違いをされている方が多いように思われます。

 

そこで今日はその年金についてお話ししたいと思います。

「年金は払っても損。」

 

たまにこう言われる方がいらっしゃいます。

 

これは本当にそうなのでしょうか?

 

 

国民年金の例でお話していきます。

 

現在の国民年金は20歳から60歳までの40年間保険料を払うことになります。

 

そして、65歳から年金をもらうようになり、その額は月額で約65000円となります。

 

これを仮に85歳までの20年間もらったとしましょう。

 

 

 

 

そうすると、年金の受け取り総額は約1560万円となります。

 

この1560万円を、もし自分で40年間貯めていったとしたらならば、

 

毎月約32000円程度を積み立てていかなければならないことになります。

 

ところが現在の保険料はその半分の15000円程度で済みます。

 

どうしてこんなに有利なのかというと、受け取る年金の半分は税金で賄われているからなんですね。

 

また、「損だ。」といって保険料を払わないでいると、

 

重い障害を負ってしまったときの障害年金や、万が一のときの遺族年金も受け取ることができなくなってしまいます。

 

「年金は払っても損。」ではなくて、「年金は払わなければ損。」というのが正解だと思いますね。

 

そもそも年金は全員(←20歳以上60歳未満の)が加入しなければいけないものなので、「損だから」、「得だから」といったことで

 

払う、払わないを決めるものではありませんので、念のため。

 

 

 

さて次週の小人は、福円隊の力持ち、札幌のスーパーFPふきこさんです。

お楽しみに!

 

 

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