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元気なうちに知っておきたい後見制度 (from 梅ちゃん)

札幌のFPを中心とした専門家ユニット なないろ福円隊
福円隊の癒し担当、行政書士の梅沢です。

 

冬のオリンピックが始まりましたね。

テレビ観戦で寝不足の方も多いのではないでしょうか?

 

私は、想像もつかないようなプレッシャーの中で

闘っている選手たちの真剣な姿に元気をもらっています。

ますますがんばっていきたいと思います!

 

さて、今回はご相談の多い老後の財産管理の方法について

書きます。

 

お一人暮らしの方や高齢のご夫婦のみでお暮らしの方など、

将来の財産管理をどうするか心配だ、というご相談が増えてきています。

 

このような方々にとって、有効な選択肢の一つとして考えられるのが成年後見制度です。

 

この成年後見制度、みなさんもテレビや雑誌などで目にされたことがあるかと思います。

 

実はこの成年後見制度は大きく分けると、

「法定後見制度」「任意後見制度」という2つの種類があります。

 

 

まずは、「法定後見制度」からお話していきます。

 

法定後見制度とは、すでに判断力が不十分になってしまった場合に、

その支援する人を裁判所が選んで、本人を支援する制度です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本人を支援する人を「成年後見人」といい、この成年後見人が

本人の利益を考えながら、本人に代わって預金通帳などを管理したり、

介護サービスの契約など行います。

 

この成年後見人になるには弁護士や司法書士、行政書士といった資格は必要ありません。

破産した人など一定の人を除き、誰でもなることができます。

 

しかし、成年後見人は裁判所が選ぶことになっているので、

支援される本人やそのご家族が望んだとおりの人がなるとは限らない、

といった点に特徴があります。

 

 

 

 

次に、「任意後見制度」についてお話したいと思います。

 

任意後見制度とは、判断力が十分なうちに契約し、判断力が不十分になったら、

あらかじめ用意していた契約に従い、任意後見人が本人を支援する制度です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この任意後見人になるにも、特別な資格は必要ありません。

 

この制度では、判断力が十分なうちに準備をするので、

将来自分の財産管理を誰にお願いしたいのかを自分で選ぶことができます。

 

これが先ほどの法定後見制度との大きな違いとなります。

 

また任意後見制度では、ほかの契約と組み合わせることによって、

判断力が低下する前から財産管理をお願いしたり、

また、亡くなった後のお葬式や役所への手続などもお願いをする、

といったことも可能となります。

 

 

このように、一口に成年後見制度と言っても違いがあり、

いちがいにどれが良い、ということはありません。

 

その人の状況によって、一番良い方法を選択していくということが大事になってきます。

 

なないろ福円隊メンバーには、このようなことに詳しい専門家がいますので、

「ちょっと話を聞きたい」、「誰かにこの話を聞かせたい」ということがありましたら

ぜひ、お気軽にお問い合わせくださいね。

 

来週の今週の小人は、札幌のスイーツ系?FPまりりんです。

お楽しみに!

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  次回の福円隊セミナーのお知らせです。

 

講師 小林布紀子

  (FPオフィスともあろう代表)

とき 2014年2月19日(水)

   9時30分~11時30分(開場9時15分)

場所  札幌市男女共同参画センター(札幌エルプラザ)

      4階 研修室2

     札幌市北区北8条西3丁目

料金 2,000円  

   ※マネーバランス会員様は1500円 (総合相談をしている方)

お申し込み方法

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