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「終の棲家」・・・考えたことはありますか??(from yoshizo-)

昨日の夜、いきなり我が家のストーブが壊れて、震えながら一夜を過ごした

 

札幌のFPを中心とした専門家ユニット なないろ福円隊

シニア&ミドルエイジの女性担当 yoshizo- こと 行政書士の村上です。

 

 

いやー、昨日はほんとに困りました、夕食も食べて、リラックスしてTVを見ていると、

突然耳慣れないアラーム音が・・・・なんと、ストーブが停止しているではありませんか!
人間って、理解できない状況が発生すると、思考が停止しますよね。

昨日の私は、まさにそれ! ストーブの液晶に表示された「A5」というアラームメッセージを

しばらく、ボーっと眺めておりました。

 

取説を見たり、ネットで対策を調べたりしましたが、結局はサービスに依頼するしかない

ようでしたので、諦めて、家の中でダウンを着て過ごすことになりました。

でもまあ、私の場合は一晩ストーブが壊れたくらいなら、なんとかなります(ショックですが・・・)

 

でも、これが高齢者の方、特に独居の方に起こってしまったら・・・

私は、お仕事で高齢者の方のお手伝いをしております(後見人というお仕事です)が、

実はこのお正月、これと似たような状況が、お手伝いしているお婆ちゃんにも発生しました。

 

その方は、認知症状があるのですが、まだご自宅で、一人で生活をされてます。

そのおばあちゃんのヘルパーさんから1月2日の夕方、私の携帯に電話がありました。

 

ヘルパーさん 「※※さんのお家、暖房が入りません・・・・・どうしましょうか・・・」

私        「・・・・・・・・・・・」

          「これからストーブを買って持っていきます・・・・・・」

 

お正月の2日ですので、業者もお休み。もうどうしようもない訳です。

私でしたら、ダウンを着こめばいいのですが、相手は78歳のお婆ちゃんです。

とにかく行くしかありませんよね。どこの電気店で、どんなストーブを買えばいいのか

考えながら、慌てて出かける準備をしていたところに、またヘルパーさんから電話が。

ヘルパーさん「先生・・・・※※さんが電源を抜いてました・・・すいません、大丈夫です」

私       「あははは・・・・・・・よかったです・・・・」

 

そのお家は一軒家で集中暖房って言うんですか?なんか、暖房の制御盤みたいなのが

洗面所の奥にありまして、その電源を入れておかないと、各部屋の暖房のスイッチを

入れても動きません。

多分、何かの拍子にその電源を切っしまって、そのことを忘れてしまったようです。

取りあえず、事なきを得てほっとしたのですが、今回のようなリスクについてしっかり

対応を考えていなかったことを反省しました。

 

独居高齢者がどこで、どうやって生活していくのかということは、

本当に難しいい問題です。

 

と言うことで、またまた前置きが長くなりましたが、今回は高齢者向けの

住宅 「終の棲家」について、どんな種類があるかのご説明です。

 

  

 

高齢者向けの施設・住宅については、種類も多くまたその違いも
非常に分かりにくいという声をよく聞きます。そこでそれぞれの
施設・住宅の特徴を簡単に説明していきます。

●ケアハウス
個室でプライベートを確保しながら生活することができます。
公的な助成や収入に応じた助成制度も利用できることから
比較的低額で入居することができます。「自立型」と「介護型」が
あり、自立型は要介護度が高くなった場合に、退去しなければ
ならないケースもある。介護型は施設のスタッフによる介護サービス
を受け、基本的に週末まで暮らすことが可能であるが、重度の医療が
必要な場合や、認知症が進んでいる場合などに対応できない
施設もある。

●特別養護老人ホーム
入居条件は、65歳以上で常時介護を必要とし、自宅では適切な
介護を受けることが困難な人。全国に約6,000施設あり、40万人
以上の人が入所している。地方自治体や社会福祉法人が運営主体
となっており、比較的安価で入所できることから、非常に人気が
高く、現在約42万人もの待機者がいる状況となっている。
要介護度が高く、緊急性の高い人から入居させており、介護度の
低い人の入居は難しい。住居費については、前年度の所得によって
減免を受けることができる。

●住宅型有料老人ホーム
個室と食堂や娯楽施設等の共有スペースからなり、食事等の
生活支援サービスが提供される。各個室は基本的にキッチン・
バス・トイレ付で、一般的なマンションの雰囲気である。
介護が必要となった場合も住み続けることは出来るが、介護は
別契約で外部の介護サービスを利用することとなる。
要介護度が重くなった場合に、介護サービスの利用が増え
介護保険で賄いきれないと言った状況になる可能性もある。

 

●介護付き有料老人ホーム

都道府県から「特定施設入居者生活介護」事業者の指定を受けた
有料老人ホーム。ホームの職員が24時間生活支援や介護を行って
くれる。一般的にケアマネージャーも所属しており、ケアプラン作成から
介護までトータルに行う。介護費用の自己負担額(1割)は要介護度により
定額となるので、安心である。

●サービス付高齢者向け住宅

2011年10月20日から施行された、「サービス付高齢者向け住宅制度」
により、今までの高齢者円滑入居賃貸住宅(高円賃)、高齢者専用賃貸住宅
(高専賃)、高齢者向け優良賃貸住宅(高優賃)の3つの住宅が一本化された。
また、有料ホームも基準を満たせば登録が可能となる。登録基準は
床面積(原則25㎡以上、供用スペースがある場合は18㎡以上)、トイレ・洗面設備
の設置、バリアフリー化、安否確認や生活相談といったサービス提供、前払い家賃
等の返還ルールおよび保全措置が講じられている。など
多くの場合、介護に関しては、外部の介護サービスを利用する。

 

以上、主なものを簡単にご説明しました。

 

福円隊には、介護、後見制度、遺言、相続、葬儀 といった

シニアに関する問題に詳しいメンバーも参加しております。

なにかお困り事がありましたら、是非福円隊をご活用ください!

 

さて、次回の小人は おうちスタイリストの米村大子さんです!

お楽しみに。

 

 

 

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