お正月休みも終わり、
やっと 日常を取り戻しつつある頃かと思いますが、
皆さんお元気でお過ごしでしょうか?
札幌のFPを中心とした専門家ユニット なないろ福円隊
やはり今年も正月太りのマネーバランスFPふきこです。
みなさん、今年の運だめしはもうされましたか?
そう、おみくじです♪(*^_^*)
私のひいたおみくじは・・・
『小吉』!!
今ひとつパッとしませんが、『下から上へ↑』で行きたいと思います♪
味わい深~い短歌、
かくかくしかじかの説明の最後に、
『他人の為に尽くしなさい』との言葉。
どうりで年末、年始から、
いろんな人に相談されるワケだ(笑)
でも、『人の世話よくせよ』とは、
まさにFP冥利に尽きる言葉。
人のために一所懸命走り回る一年にしたいと思います♪
『学問』は、決心が足りない勉学せよ、とのこと。
確かに。
でも大人の勉強は、ただ学ぶだけではなく、
インプットとアウトプット(発信・実行)のバランスを取ることが重要。
また、自分に必要なものと不要なものをしっかり区別することも、
今年からはもっと意識していきたいと思っています。
笑えたのは、『恋愛』。
再出発せよ、ですって~(>_<)
夫に言ったら苦笑いしておりました。
まぁ、時間が経つと思いやりや感謝を忘れがちになるので、
相手は変えずに『関係性の再出発』ということにしておきましょうか。
さてさて、年末に友人が入院し、
年の瀬の30日に御見舞いに行ってきました。
クリスマスイブに入院し、元旦に退院という、
友人らしいユニークさに心の余裕を感じて少し安心していましたが、
やはり元気な顔を見るまでは落ち着かず。
いつもは超混雑の大病院も、
年末はさすがに閑散としていて(当り前か)、
人の裏をかく彼女に感謝をした次第です・・・。
ところで、
入院に備えてみなさんは医療保険に加入していますか?
でも、『入っているだけで安心』ではございません!
保険も年金も、
請求しなければ貰えないのが基本です。
「そんなの当たり前」だと思っているかもしれませんが、
初めから貰えないと思っていたら請求はしませんよね。
注意していただきたいケースは多々ありますが、
請求し忘れることが多いのが、
『入院をともなわない手術』や
『流産手術』、
『正常分娩以外の出産に関わる処置や手術』などです。
医療保険って、
入院した時だけと思っていませんか?
入院しなくても手術した場合、
手術特約の対象となるものもありますので、
是非問い合わせの上、該当していたら請求をしてください。
私も以前、入院せずに手術の給付だけで10万円ほど受け取ったことがあります。
また、
出産は病気ではないので医療保険の対象とならないのですが、
流産手術や帝王切開、陣痛促進のための処置など、
公的健康保険対象の手術や処置を行った場合、
医療保険給付となる場合がありますので、
こちらも是非問い合わせをしてみていただきたいと思います。
それから、
知っておいた方が良いのが『差額ベッド代』について。
厚生省の通知(要旨)には、
・特別室の利用は患者の自由な選択と同意に基づく。
・医療機関が料金を請求できるのは、患者側の希望がある場合に限る。
・救急患者や手術後など、治療上の必要から特別室へ入った場合は料金を請求できない。
・医療機関は特別室の設備や構造、料金などについて説明し、
料金などを明示した同意書に患者の署名が必要。
・受付窓口や待合室など医療機関内の見やすい場所に、差額ベッドの数や料金を掲示する。
と、あります。
つまり、
病院側の「他に空きがないから」という理由では、
差額ベッド代は支払う必要はないのです。
また、厚生省が料金請求について具大的な事例を示した例として、
≪請求出来ないケース≫
・抗がん剤などの使用で免疫力が著しく低下し、
感染症を起こす可能性がある患者=治療上の必要がある
・集中治療や、著しい身体的・精神的苦痛の緩和を目的とする終末期医療の患者
=治療上の必要がある
・特別室への入院が緊急を要し、患者の選択でない場合
(病状を経過観察し、特別室以外が空くのを待つ)
≪患者の同意があれば請求できるケース≫
・痴呆、いびきがひどい患者
=迷惑防止の目的だけでは、治療上の必要があるとは言えない
・感染症の患者
=他の患者への感染を防ぐという理由だけでは、治療上の必要があるとは言えない
(ただし、患者の選択ではなく、病院の判断で入院させた場合は請求できない)
などが挙げられています。
以上、簡単ではありますが、
『医療保険に入っているだけで安心、ではない予備知識』でした。
具合が悪いとそれどころではなくなってしまうので、
元気なうちに知っておいてくださいね♪
もちろん、病気はしないにこしたことはありません。
皆様が今年も健康に充実した1年を過ごされますように(*^_^*)
次回は、物事を見る角度と深さが凡人の私とはかけ離れている
面白星人『FPベンゴシまっつん』です。お楽しみに~♪
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