皆さん、こんにちは。
札幌のFPを中心としたお金と暮らしの専門家ユニット なないろ福円隊
yoshiz-こと行政書士の村上です。
先日、某自動車ディーラーさんに、車の点検に行った時のことです。
担当の営業さんが、私に近づいてきて、私の耳元で囁きました、
営業さん 「3月に、車検ですね・・・・・・」
私 「うん、そうなんですよね」
営業さん「きれいに乗られてますから、まだまだ大丈夫ですね・・・でも」
私 「でも・・・なに?」
営業さん 「年式もありますから・・・弊社とのやり取りがだんだん増えてくる
かもしれませんね・・・」
私 「それって、壊れる頻度が増えるってこと?」
営業さん 「どうしても・・・しかたがないですね」
私 「・・・・・・・」
営業さん 「今なら・・・かなり頑張れますよ・・・」
私 「これ?を買えと?」
発売されたばかりの、新型を前にこのような会話が繰り広げられました。
正直、そろそろとは思っていたこともあったのですが、まんまと営業さんの
ペースに乗せられ、そうこうしているうちに、知り合いの副店長まで
登場して、取りあえずお見積りを・・・ということになりました。
消費税増税の関係やら、年末セールやらで、相当頑張りまっせ!!
というお見積りを頂いて、おうちに帰った訳ですが。
その気はなかったのに、いざ車を目の前にして、具体的な支払の見積りまで
出されると、いつの間にか、どうやって金策しようかと考えている自分に気づいて
怖くなりました(笑
さて、自宅に帰ってその見積りを改めて見てみると、当然車体価格の他に、色々とかかるわけです。
私は行政書士ですので、車の登録関係の費用は当然頭に入ってるので、
ああーこんなに車庫証明で取るんだね・・・なんて感じになるわけです。
と言うことで、前置きが異常に長くなりましたが、本日のお題は、
「車を買うときの節約について」です。
車を所有するって本当にお金がかかります。冷静に計算してみると
毎年の維持費ってハンパないですよね・・・・・
今回は、せめて購入するときに、少しでもお得に買うには、どんな
ポイントを押さえたらいいかを考えてみました。
●値引き
私が大学生のころは、20万以上の値引きは当たり前の時代でしたが、
さすがにこのご時世、ディーラーもなかなか厳しいです。
が、そこは商売ですからどうしても売りたい時期には、それなりのもの
が出てきます。
どうしても売りたい時期=3月・9月の決算期 そしてボーナス時期。
今年の年末は、来年には消費税増税という大イベント?が控えていますから、
ディーラーさんもここで何とか!!と言う感じになっているようです。
●下取り
今乗っている車を下取りに出すのがいいのか、買い取り専門店に買い取って
貰う方がいいのか・・・・
色々考え方はありますが、人気車は複数の買い取り専門店に見積もって
一番高い所にお願いする。査定サイトなんかに登録すると、すぐに電話が
かかってきます。
不人気車は、ディーラーの方が有利な条件になります。
●ローン
ディーラーローン・・・金融機関からお金を借りる(オートローン等)に比べて
審査が緩いと言われています。(いわゆるブラックリストなどに
載ってしまった方は難しいですが)一般的に金利は高くなります。
金融機関のオートローン・・・ディーラーローンに比べて金利面は有利ですが、審査が厳しいです。
勤めている会社から借りると言う手もありますね。
最近は、残価設定ローンというものがはやっています。何年か後の下取り価格を
あらかじめ設定して、支払期間の終了後に車を返すか、残った金額(設定した残価)
を返済するかを選びます。(残価を再度ローンにすることもできる場合もあります)
この残価設定ローンのメリットは、何と言っても月々の支払金額を押さえることが可能です。
デメリットとしては、残価で設定した金額分にも金利はかかること、車の状態が
設定した残価を大きく下回るような状態であれば、追加で支払が発生する可能性
がある等です。
●エコカー減税
いわゆるハイブリッド車等のエコカーを購入する場合には、自動車取得税や
重量税50%~全額免除になります。
これはかなり大きいですね。エコカーでない車を購入するのに比べて
10万円以上変わってくる場合もあります。
●登録諸費用の節約
色々ありますが、車庫証明などもディーラーさんにお願いする(普通は勝手に
やってしまいますが)と、法定費用(印紙代)別で1万~1万5千円くらい取ります。
これを我々行政書士に依頼すると5千円程度になります(笑
自分でやれば、法定費用の約2700円程度だけです。
ただ、警察に提出と受取で2回いかなくてはなりませんので、時間のある人は
トライしてみてもいいのではないでしょうか。
それから、自宅まで納車してもらうと、納車費用がかかります。これも自分が
出向けば不要です。
実は、中古車を買う場合もそうですが、車屋さんは結構この諸費用で
儲けているところが多いです。見積書をよく見て、不明な部分をしっかり
確認することで、必要のない手続き等をカットすることができるかもしれません。
以上、簡単にポイントを挙げてみました。
知っている方には当たり前なお話ですが、ちょっと参考にしてみてください。
私が新車を買うかですか????
それは、次回までのお楽しみ(笑
さて、来週はおうちスタイリスト 米村大子さんの登場です。
年末の大掃除、お片づけのためのとっておきのお話が聞けるかな~~~
どうぞご期待下さい!!
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