みなさん、こんにちは!
札幌のFPを中心としたお金と暮らしの専門家ユニット なないろ福円隊
晩ごはんのおかわりを我慢して、生まれて初めてのプチダイエットをしている
行政書士のyoshizo-こと村上です。(悲しい・・・・)
行政書士の仕事は、本当に多種多様ですが、その中に「法人設立」というものが
あります。法人で一番よく知られているのは、「株式会社」ですね。
その他にも「NPO法人」や「合同会社」「社団法人」などなど色々あります。
私の事務所でも、法人設立のお手伝いをしていますが、
「今、個人で事業をしているけれど、会社にした方がいいんでしょうか?」
というようなご相談をよくいただきます。
さて、「個人事業を会社(法人)にすると、何か良い事があるのでしょうか?・・・・
個人事業を会社にしたら(これを法人成りといいます)
どうなるかを簡単に説明してみると・・・
まずは、メリットとなるのは
名刺に「代表取締役」と書ける
これは大事です!!(笑
なんてったって、かっこいい!男だったらいつかは社長だぜ!!
これがしたくて株式会社をつくる方、結構います。冗談のようですが、仕事上の
お付き合いや取引には、肩書きが重要になることもありますからね。
さてもう少しまじめにいきましょう。
◇ 法人組織にすると信用力がアップします
会社によっては、法人としか取引しない会社もあります。個人事業では信用力を
証明する方法が少ないので、相手から見て信用の部分でどうしても不利です。
◇ 会社にすると、経費にできる部分が大きくなり、税金の面で有利になります。
・個人事業主の給与は経費になりませんが、会社にして役員報酬にすれば経費に
できます。
・個人事業(青色申告の場合)で家族に給与を支払うと、配偶者控除等を受け
られなくなってしまいますが、会社にすれば103万円以下なら、控除を受け
られます。
・経営者や経営者の家族に退職金を経費にすることができます
・自宅を事業所にしている場合、個人事業であれば、居住部分の家賃などは経費に
できませんが、会社にすれば社宅とすることで経費にできます。
◇ 赤字の場合、個人事業では3年間しか繰越しできませんが、会社であれば9年間
繰越しが可能です
では逆に、会社した場合のデメリットといえるのは
◇ 赤字でも、最低年間約7万円の税金が発生します。
◇ 会社名義で車を買うと、保険料が高くなる。(他にも会社契約だと割高になるものあり)
◇ 決算報告などが個人の確定申告よりも複雑になります。
◇ 廃業・解散する際にも手間とお金がかかります。
個人事業も会社にするのも、それぞれメリット・デメリットがあります。
自分がどういう形で事業を行なっていくかによって、どちらがより「お得」
なのかを確認する必要がありますね。
ちなみに、私は行政書士法人の社員です。
「社員」って、会社の社員さん??って思われるかもしれませんが、
この「社員」というのは、株式会社であれば、役員に当たります。
でも、名刺は「社員」・・・・
知らない方には、なんでわざわざ「社員」なんてアピールしてるんだろ・・・
なんて思われてるんでしょうねぇ・・・あははは・・・
来週の「今週の小人」は、おうちスタイリストの米村大子さんです!!
9月15日(日)13:30~15:30 札幌エルプラザ 研修室5
米村大子講師による 幸せ整理術~キッチン編~を開講します。
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